こんにちは!わんこ蜜柑です!
この記事では、共働き夫婦(夫=わんこ蜜柑)が
- 夫婦喧嘩しない
- 不満を溜めない
その為に、一方的に意識して行っている家事やりくり術を紹介します!
こんなお悩みを持っている方に向けた記事になります。
◎家事分担を考えているが上手くまとまらない
◎片方に家事負担が偏っている
◎家事分担で喧嘩になりそう
※基本的に家事の方法ではなく、心の持ち方を書いた記事になります。
共働きの家事分担はどうしてる?妻負担が多いのが現状
まずは日本の家事分担における現状をご覧ください。
株式会社リベルタス・コンサルティングが発表した「令和元年度 家事等と仕事のバランスに関する調査報告書※」によると、共働き世帯の男女(両方フルタイム勤務)の家事時間は、
- 仕事のある日において、女性は男性の約1.8倍家事を行っている(女性98.4分、男性54.2分)
- 仕事のない日において、女性は男性の約1.6倍家事を行っている(女性147.2分、男性92.3分)
という調査結果が出ています。
フルタイム勤務の共働き夫婦でも大きな差がある事が分かります。
恐らく背景には、
- 夫の勤務時間が長い
- 時間の掛かる(料理等)家事を妻が負担している
等、各家庭毎の事情があるのではないかなと思います。
それでも、実際数字にすると「これほど差がある」のだと分かります。
※参考:令和元年度家事等の仕事バランスに関する調査報告書 (株式会社リベルタス・コンサルティング)
家事分担で生まれやすい不満
家事分担をする際に生まれやすい不満が、
- 自分の方が家事負担が大きい
- 自分が「家事をして」と言わないと相手が行動しない
- 相手の家事が雑でやり直さないといけない
といった意見です。
様々な企業・調査機関が、家事分担に関する説明を記載しています。
その中で、これらの不満は、妻側の意見という形で挙げられているのが、圧倒的に多い印象でした。
それでは、妻側の意見に対する夫側の意見は、どういった内容があるのでしょうか。
不満に感じやすい内容としては、
- 家事をしてもダメ出しをされる
- 妻の求めるレベルが分からない
- そもそもで家事が苦手
- 自分の方がお金を稼いでいる
といった内容が、多く述べられているように見受けられました。
ここまでの妻側・夫側それぞれの意見を見てみると、なんとなく喧嘩になりそうな原因が見えてきます。
~~~~~~ 始まり ~~~~~~
ねえ!そろそろ家事してよ!
うるさいな…。今やろうと思ってたのに!
(渋々、家事をする)
家事終わったよ!!
ちょっと!全然出来てないんだけど!
もっとしっかりやってよ!
しっかりやってるだろ!
不満があるなら自分でやれよ!
結局、私がやり直してるじゃん!
私ばっかり家事をしておかしい!
俺の方が稼いでるから当たり前だ!
悔しかったら同じくらい稼いでみろよ!
~~~~~~ 終わり ~~~~~~
あくまでも私の想像でのやり取りです。
しかし、日常的に不満が募ってしまうと、いつ起きても、おかしくないやり取りだと思います。
不満・喧嘩の原因は無くす努力が必要
「夫婦喧嘩はお互いの意見の擦り合わせの為に必要」という言葉を目にします。
先ほどの喧嘩も必要とする夫婦はいるのだと思います。
確かにこれから長い夫婦生活を送るにあたって、不満を溜めるよりも、喧嘩をしてでもお互いの意見を擦り合わせる事は必要なのだと思います。
しかし、溜めなくても良い不満・しなくても良い喧嘩の原因は、無くしておく方が良いですよね!
ではその為に、私(わんこ蜜柑)が何を意識し、決めているのかを紹介します。
わんこ蜜柑家の家事やりくり術!
わんこ蜜柑家は家事分担しないスタイル
最初に結論を申し上げると、私達夫婦は家事分担をしていません。
「家事は時間に余裕のある方がやる」というスタイルです。
私達夫婦が、何故このようなスタイルを取っているかについてですが、
「お互いに何かあった時、得意不得意を理由にせず、一人で家の事を回していけるように自立するため」です。
今後、どちらかが
- 病気
- 出産育児
- 長期的なケガ、障害
これらの理由により家事に携われない可能性は大いにあります。
その際に、いきなり自分ですべて担当することになれば、時間・ストレスが掛かりますよね。
その為、日常的に家事分担はせずに一通りの家事に関わる習慣を付けるという目的があります。
今後どうなるか分かりませんが、今の所はこのスタイルで上手く回っています!
家事分担しない場合の懸念点
【家事分担しない】スタイルを取った場合、以下のような懸念点があります。
- 家事負担が帰りの早い方に集中する
- 家事をしたくない為に、あえて残業する
- 片方が家事を自然とやらなくなる
人間は弱いので、自分の他に家事をしてくれる存在がいれば、任せてしまいたくなりますよね。
ですが、先ほど説明した通り、お互いの自立のためにこういった事は絶対にNGです。
平日が遅いのであれば、
- 休日に掃除等をまとめてする
- 食事の作り置きをして平日の負担を減らす
- 食料をまとめて買っておく
- 休日、平日に相手に任せている家事をする
など、出来る事は沢山あります。
その時自分に出来る事をしっかりする事が大切です!
わんこ蜜柑(夫側)が意識している事
①自分メインで家事を進めるようにする
「すべての家事を自分が終わらせる」このぐらいの気持ちで臨んでいます。
当然ですが、
- 時間的
- 体力的
- 趣味の時間
これらの要因から自分で全てするのは難しいです。
しかし、気持ちが何より大切です。
また、男性は女性に比べて、
- 実際に、家事負担が少ない
- 家事を少ししかしていなくても、「沢山やった感じ」がする
- 察する能力が劣っている(相手がしんどい時に気付いてあげられない)
等の特徴があるそうです。(※諸説・個人差あり)
つまり、家事においてサポート側に回るのは不向きです。
あくまで夫メインで家事を行い、妻に助けてもらうといった考えの方が、上手くいくのではないかと考えた訳です。
②家事のルールを一緒に作る
男性側の不満に、
- ダメ出しをされる
- 求めるレベルが分からない
といった意見がありました。
この意見は、妻の家事ルールに従うからこそ生まれる不満です。
では、どうすればよいか?
家事のルールを夫婦一緒に作る事です。
ルールを夫婦一緒に作ると、
- お互いの家事に対する、こだわりを知ること
- 見えない家事を把握すること
- 求める家事のレベルを把握すること
こういったお互いの家事に対する意見の擦り合わせが出来る利点があります。
妻から、
- 言われたこと
- 頼まれたこと
をしているうちは、やらされている感がどうしても出てしまいます。
例えば一つの例として、【食器洗いをお願いされた場合】を考えてみます。
食器洗いだけ行った場合、相手の不満を溜めてしまう可能性があります。
【見える家事】
- 食器洗い
【見えない家事】
- シンク掃除
- 排水溝の生ごみ処理
- シンク周りの掃除
- ガスコンロ掃除
- まな板、ふきんの除菌
私の家でもこれだけの見えない家事があります。
言われたことだけやっているうちは、気付く事が出来ない家事もあります。
ルールを決める為に、主体性を持って家事をすれば、やらなければならない家事が自然と見えてきます。
③自分が早く帰ってきた日は、妻が帰る前に終わらせる気持ちで家事をする
自分が早く帰ってきた日、どちらの状態で妻の帰りを待つ方がかっこいいでしょうか?
- すべての家事を完璧に終え、ご飯も作って待っている
- 自分の家事負担分だけ終え、休みながら待っている
迷うことなく前者だと思います。
自分も疲れているし、早く帰ってきた時くらいゆっくりしたい!
このような言い分もあるかと思います。
しかし、是非出会った当初を思い出してみてください。
- どうしたら相手が好きになってくれるか
- 何をしたら喜んでくれるか
こんな事ばかり考えていたと思います。
そんな相手が、仕事から疲れて帰ってくるのに、自分は、
- スマホやゲーム
- テレビを見ている
- ソファで寝ている
こんな事しているようでは、過去の自分から怒られます。
そして何より、相手が疲れた顔をして、家事をしている姿を見ているのが辛いと思うからこそ、「相手に家事をさせないように頑張ろう」と思うことが出来ます。
好きになって結婚した相手ですから、無理はして欲しくないですよね…。
④家庭優先の気持ちを持ち、早く帰れるように努力する
遅くまで仕事をしなければならない日もあります。
しかし、早く帰れる日があれば、「帰って家事をする!」という気持ちが大切です。
また、常にこの気持ちを持ち続けることが何より大切です。
まとめ:結局最後は思いやりが大切
ここまで長々と説明してきましたが、結局大切なのは、
思いやりです。
- 相手が辛い時は自分が頑張る
- 自分が辛い時は相手が頑張ってくれる
この関係性を作ることが何より大切です。
一通りの事を、同じレベルで出来る大人が二人いる頼もしさは、安心感があります。
そのためには、
- 家事を一通り出来るようにしておく
- 相手の不満を溜めないように努力すること
こういった事が大切です。
今後、一番長く一緒に過ごすんですから、仲良く思いやりを持って生活するのが一番ですよね!