職場に不満が有るけど、どうせ言っても無駄だろうな。自分の立場が悪くなるのも嫌だし、黙っておこう…。
そんな事を考えている方へ向けた記事になります。
会社員として企業に勤めていれば、多少は、
- 会社や職場に対する不満
- 抱えている悩み
というものがあると思います。
では、その感じている不満や悩みを職場の人や会社に伝える事は出来ているでしょうか?
どうせ言っても無駄だから…。
と考え、伝える事を止めていないでしょうか?
実はその考え、
- 不満や悩みが改善される可能性
- 環境が改善される可能性
を潰してしまっているかもしれません。
そこでこの記事では、「言ってもどうせ変わらないから」と考えている方へ伝えたい【職場への不満は言わなきゃ損】な理由について説明します。
「職場への不満は言わなきゃ損」な理由
それでは早速、「職場への不満は言わなきゃ損」な理由について説明します。
理由は以下の3つです。
- 企業側も欲しい情報だから
- 伝えれば変わるかもしれないから
- 評価が良くなるかもしれないから
それでは、順番に説明します。
①企業側も欲しい情報だから
1つ目の理由は、「企業側も欲しい情報だから」です。
人手不足の影響もあり、多くの企業が、
- どうすれば長く働いてくれるか
- どうしたら人材が集まってくれるか
- 社員が働きやすい環境を作る為にどうするべきか
という事を考えている筈です。
そのような事に対して、企業側が様々な対策をする訳ですが、その対策の元になる情報が、今働いている社員の不満や悩みになります。
つまり企業側は、あなたが抱えている不満や悩みを
- 情報として欲している
- 素直に話をして貰いたい
- 改善に繋げたい
と考えているのではないかと思われます。その為、
どうせ言っても無駄だから…。
と考えてしまうのは、自分と企業にとって「お互いが損をしている状況にある」ので、実は言った方が良い場合が多いです。
なんとなく「これ言っても大丈夫かな?」と思う事は、自分が信頼している人に一度聞いてもらうのも良いと思いますよ!
②伝えれば変わるかもしれないから
2つ目の理由は、「伝えれば変わるかもしれないから」です。
今の日本では、
- 働き手の不足
- 転職市場の充実(エージェント等の利用環境、動きやすさ)
が同時に進んでいます。
その為、その状況を把握している企業の場合は、
- 出来れば長く働いてほしい
- 経験を積んだ人材(自社・他社共に)は貴重
- 他の会社の良いところを取り入れたい
といった思いが有る筈です。
そのため、あなたが感じている不満や悩みが、職場環境を良くする情報であれば、企業側が変える為に動いてくれる場合が有るので、伝える方が良いかもしれません。
転職が増え人材が流動的になると、他社で経験を積んだ人が可笑しい点に賛同してくれる可能性もあるので、是非声に出して伝えてみることが大切ですよ!
③評価が良くなるかもしれないから
3つ目の理由は、「評価が良くなるかもしれないから」です。
1つ目、2つ目の理由でも説明しましたが、状況を把握している企業の場合は、
- 環境を良くする情報を欲している
- 情報を元に環境を改善したい
と考えていると思います。
その為、あなたの感じている不満や悩みが、
- 仕事を真剣に取組んで感じた事
- 職場の環境改善を考えて感じた事
といった内容であれば、その意見から「あなたの仕事や環境改善を考える姿勢」を感じ、一定の評価をしてくれる場合があります。
ワガママや文句の様な内容は、自分の評価を下げる原因になるので注意が必要ですが、真剣に取組んで出た意見は、是非伝えてみると良いかもしれません。
まとめ:結果は議論の先にある事
ここまで、【職場への不満は言わなきゃ損】な理由について説明してきましたが、如何でしたか?
もし、今抱えている不満や悩みの中で、
- 文句やワガママ
- 著しくマイナスイメージを持たれるような事
以外は、言葉にして伝えてみる事をオススメします。
企業にとって一番の損失は、
- 不満や悩みを持ったまま辞められる事
- 改善出来る可能性があるのに辞められる事
であるのは間違いありませんし、あなた自身も感じている不満や悩みが改善される可能性があるにも関わらず、長く働いた場所を離れるのは損な事だと思います。
自分自身で、
どうせ言っても無駄だから…。
と考える前に、積極的に自分の思いを伝えてみて下さい。
その後、変わる変わらないは議論の先にある事なので、先ずは伝えて会話する事が大切です!決して自己完結しない事が重要ですよ!