SNSを見ていたら、いつの間にか時間が過ぎている。しかも、お金も貯まらないんだよな…。なんでだろう…?
こんな、悩みを持つ方へ向けた記事になります。
スマートフォンの普及に伴い、利用者が大幅に増えているのが各種SNSです。その利用目的は人により様々ですが、
- 連絡通信の手段
- 時間つぶし
- 近況の発信
- 新しい出会いの為
- 情報収集の手段
等が大きな理由として挙げられると思います。
他者との連絡・交流のツールとして使われていたSNSが、最近では情報収集のツールとして良く使われているイメージがありますね。少し調べたら、欲しい情報が出てくるので本当に便利です!
しかし、そんな利用者も多く便利なSNSですが、使い方を間違えると【SNS貧乏】になる可能性がある事をご存じでしょうか?SNS貧乏とはその名の通り、SNSが原因で貧乏になるという意味になりますが、これから説明する内容に「少し当てはまるかも?」と感じた方は注意が必要になります。
そこで、この記事では【SNS貧乏にならない為に気を付けたい、SNSとの付き合い方】について解説します。
知って、意識しながら使用する事が大切になりますので、ぜひ現在の自分の状況と照らし合わせてご覧ください!
SNS貧乏とは?
まず初めに、
SNS貧乏って何…?
という疑問があると思いますので、説明します。
SNS貧乏には、
- 時間的貧乏
- 金銭的貧乏
という2つがありますので、それぞれ解説していきます。
①時間的貧乏
SNS貧乏1つ目は、【時間的貧乏】です。
時間的貧乏とは、SNSが原因で時間を浪費してしまう事です。
SNSを見る事は決して悪い事ではありませんが、
- 他にやるべき事がある
- 特に見る必要もない
といった状況にも関わらず、SNSを見て「気が付いたら時間が無い!」となっている事を指します。
時間的貧乏になりやすいのはこのような特徴のある方です。
【時間的貧乏になりやすい人の特徴】
- メッセージの返信に時間を取られる事が多い
- SNSを見始めたら止まらなくなる
- やるべき事があるが、SNSを見てしまう
- 気が付いたらSNSを見ている
- 見なくても良い情報でも見てしまう
- 夜遅くまで、目的もなくSNSを眺めてしまう
如何でしょうか?当てはまる方も多いのでは無いでしょうか?
趣味や娯楽の範囲内で楽しむ分には問題ありません。
しかし、
- やるべき事を出来ていない
- SNS中心の生活になっている
といった場合は、「SNSが原因で時間的貧乏になっている」と言えるでしょう。
いつでも気軽に見る事が出来る便利な面がある一方で、見る習慣が付いてしまうと、徐々に時間が取られるようになってしまいますよね。私も気を付けたい…。
②金銭的貧乏
SNS貧乏2つ目は、【金銭的貧乏】です。
金銭的貧乏とは、SNSが原因でお金を浪費してしまう事です。
本来、使う必要のないお金を、
- SNSを見て良さそうだったから
- SNSに載せたいから
という理由で使い、「いつの間にかお金が無くなっている」という状態の事を指します。
金銭的貧乏になりやすいのはこのような特徴のある方です。
【金銭的貧乏になりやすい人の特徴】
- SNSで良さそうだと感じたものに対し、深く考えずにお金を使う
- 「この人がオススメしているから」という理由でお金を使う
- SNSの評価のみを信じ、悪い評価を見ないでお金を使う
- 他人の投稿を見て羨ましく感じる事が良くある
- 他人からの評価欲しさにお金を使う
- 流行に敏感
如何でしょうか?こちらも当てはまる方は多いのでは無いでしょうか?
- 欲しい物
- 必要な物
- やってみたい事
こういった物や体験に対し、SNSを使い情報を得てお金を使うといった流れであれば問題はありません。
しかしSNSを見て、
- 特に必要のない物
- 他人からの評価の為
といった事にお金を使い、「いつの間にかお金が無くなっている」という状態になっている場合、「SNSが原因で金銭的貧乏になっている」と言えるでしょう。
SNSは見れば見る程、その人に合わせた情報が出てくる仕組みなので、お金を使ってしまうのも分かるんですけどね…。
SNSとの上手な付き合い方
ここまでSNS貧乏に関して説明してきましたが、如何だったでしょうか?
もし、ここまで見ていただいた中で、
少し当てはまるかも…。
という方が居れば、今後SNSと上手に付き合っていく為に、意識して欲しい事があります。
それは、
- SNSの利用にルールを決める
- 情報発信者の利益を考える
- 自己顕示欲をコントロールする意識を持つ
の3つです。順番に説明します。
①SNSの利用にルールを決める
意識すべき事1つ目は、【SNSの利用にルールを決める】です。
SNSを見て時間を浪費してしまう事に対しては、自らルールを決める事が良い対策になります。
例えば、
- 〇〇が終わるまで
- 寝る前
- 〇時~〇時まで
- 調べ物をする時以外
といった条件で、「SNSを見ない」というルールを決めるのが効果的です。
既に習慣になっている方は大変だと思いますが、思い切って止めてみる事が大切ですよ!
②情報発信者の利益を考える
意識すべき事2つ目は、【情報発信者の利益を考える】です。
もしSNSを見てお金を使いたくなったら、その情報発信者が、
- 得られる利益
- なぜその情報を発信しているのか
という事について考える習慣を持ちましょう。
なぜならば、本当に良いと思っている物を情報として発信しているとは限らないからです。
広告の力は大きく、その力で動くお金も多額になります。その為、受け取る側の冷静な判断力が求められるわけです。
③自己顕示欲をコントロールする意識を持つ
意識すべき事3つ目は、【自己顕示欲をコントロールする意識を持つ】です。
もしSNSを見てお金を使いたくなったら、「自己顕示欲に支配されていないか?」と考える習慣を付けましょう。
あなたがSNSで他人の投稿を見た際に、
- 〇〇を持っている、いいな…
- 充実していて羨ましい
- 〇〇さんに比べて私は充実していない
と感じる事は自然な事です。
しかしその投稿を見て、あなた自身が他の人に、
- 羨ましい
- 凄い
- 充実している
このように思われたいという理由で、お金を使ってしまった場合、自己顕示欲に支配されていると言えます。
他人と比べてしまうのは避けられない為、考える習慣を付けて、冷静になる時間を持つようにしましょう。あなたが見ている投稿も、情報発信者が自己顕示欲を満たす為にしている事かもしれませんからね…。
まとめ:SNSは使い方を間違えると危険!
ここまで、
- SNS貧乏とは?
- SNSとの上手な付き合い方
それぞれについて解説してきましたが、如何だったでしょうか?
SNSとの付き合い方に気を付けなければ、【SNS貧乏】になる可能性がある事を知っていただけたかと思います。
他国では、若年層に対するSNS禁止法案が提出される可能性がある位の騒ぎになっている事実もある為、大人も使い方には十分注意する必要が有りそうですね。
とは言っても、
- 便利なサービス
- 有益な情報ツール
- 今後も長く使用される可能性がある
といった事に変わりは無い為、上手く付き合いながら自身の生活を豊かにしていきたいですね。