こんな事を考えている方は居ないでしょうか?
子供が生まれたら、田舎でのびのび子育てしたいな…。
そんな希望を持つ方へ向けた記事になります。
田舎での子育てイメージは、
- 自然が豊かな環境
- 土地、家賃が安い
- 地域の方に可愛がって貰える
- 実家の近くであれば、両親のサポートが得られる
といった内容で、子供が大自然の中で、のびのび育つといった良いイメージが先行しがちです。
しかし、田舎での子育ての現実をご存じでしょうか?
田舎での子育ては、子供の高校入学以降、場合によってはハードモードに成り得ます…。子供の頃は何も考えてませんでしたが、大人になってから感じる親の大変さは凄まじい物があると感じましたね…。
そこで、この記事では、【田舎での子育ては子供が中学校卒業まで】の理由ついて解説します。
予め把握しておかないと、「こんな筈じゃ無かった!」という事に繋がりますので、田舎への移住を考えている方は、是非ご覧ください。
中学校まではメリットが多い
まず初めに、
私個人の考えでは、中学校まではメリットも多くある為、子供にとって悪くない選択肢だと思います。
子供が中学校までのメリット・デメリットはこのような感じになります。
如何でしょうか?
- 幼稚園
- 保育園
- 小学校
- 中学校
といった公共施設は住んでいる地域にある事が多いですし、そこまで不自由を感じる事は少ないと思われます。
ゲームやスマホが当たり前になってきている現在、外で遊ぶ機会を確保出来るのは、とても良い事に思えますよね。
高校からがハードモードの始まり
ここまで見ていただいた中で、
大変な事もありそうだけど、田舎での子育てもやっぱり良いと感じる…。高校からハードモードになる理由っていったい何だろう?
と感じたかもしれません。
田舎での子育てが高校からハードモードになる可能性が高いのはこのような理由からです。
【高校入学以降の田舎での子育て】
- 高校の選択肢が少ない(高校が無い可能性もある)
- 遠方の高校に通う可能性がある
- 遠方の場合、朝が早い
- 部活動次第では夜も遅い
- 電車賃が高い
- 電車の本数が少ない
- 時間によっては最寄り駅に止まらない可能性がある
- 大学進学はとにかくお金が掛かる
高校から将来を考え進学する事が増える為、自ずと選択肢の広がる高校に進学する可能性が高くなります。田舎の場合、地元の高校の数自体が少ないので、遠方に通う必要が出てくるんですよね…。
如何でしょうか?
高校に通うという事だけで、かなり大変なのが分かっていただけたと思います。また、子供以上に親の負担が大きくなるのがこの時期です。
当時、大変だった事を、母に聞いてまとめてみました。
【母に聞く、当時大変だったこと】
- 家事を一人でこなしていた事(父が単身赴任だった為)
- お弁当と朝食を作る為、毎朝5時起きだった事(電車が早い為)
- 平日は自分の仕事もしていた為、休む時間が無かった
- 子供が部活動をしており、夜帰ってくるのが遅く、自ずと寝る時間が遅くなった
- 始発電車では間に合わない事があり、1時間半かけて車で学校まで送った事(土日の部活動遠征の為)
- 自分の時間が確保出来ない事
苦労を掛けた身としては、感謝しかありません…。
如何でしょうか?子供が遠方の学校に通わざるを得ず、部活動に力を入れた場合、このような生活を送る覚悟を持たなければならない可能性があります。
まとめ:田舎での子育ては慎重に考えて
ここまで説明させていただきましたが、如何だったでしょうか?
子供が高校に進学以降、生活が大変になる可能性がある事をわかっていただけたかと思います。
田舎での子育てを考えている方は、将来の事も踏まえて、慎重に考えてみる必要が有ります!マイホームを持ちたいと考えている方は、より慎重に考えてくださいね!
【メリット】
田舎暮らしの魅力である、自然との関りに対するメリットが一番大きいですね。外で遊ぶ事も自然と多くなる為、体も丈夫に育つかもしれません。
周囲を気にせず走り回る事が出来るので、窮屈さを感じる事はありませんでしたね。
すべてが遊び場の一つでした!
【デメリット】
この時期のデメリットは、外遊びでの怪我、野生動物との遭遇が大きいです。また、子供が何か習い事をしたい時に、近くに教室が無い可能性があります。
子供同士の競争が無い事がデメリットと思われがちですが、決してそんな事はありませんでした。都会の競争程ではありませんが、そこそこありましたね。