家事をしても感謝されないし、怒られるから辛い。自分ではしっかりやってるつもりなんだけど、何が不満なんだろう…。
そんな悩みを持った方へ向けた記事になります。
共働き家庭も増加傾向にあり、男女共に家事に関わる機会が増えてきています。
その一方で、いざ家事を行ったとしても、
- 感謝されない
- むしろ怒られてしまう
といった悩みを抱えている方もいるようです。
もし、そんな状態が長く続いてしまえば、
もう、家事したくない…。でも、家事をしなくても怒られるし…。どうすればいいんだ。
なんて状態になってしまう事も考えられます。
では、「そんな状態にならない為にどうすれば良いか?」という事で、この記事では、あなたの家事が相手をイライラさせてしまう原因とその対策について解説します。
心当たりのある方は、今後の夫婦円満の為に対策してみる事をオススメします!
相手をイライラさせる原因
まず初めに、あなたの家事が相手をイライラさせてしまう原因について考えていきましょう。
考えられる原因は、以下の3点です。
- 相手の求める基準に達していない
- 頼まれた事「だけ」しかやっていない
- 家事を後回しにしている
それでは、順番に解説していきます。
原因①相手の求める基準に達していない
原因1つ目は、「相手の求める基準に達していない」という事が考えられます。
基本的に多くの家庭では、
- 家事のやり方
- 家事に求めるレベル
などは、普段メインで家事を行っている方の基準に設定されてしまいます。
その為、普段家事をしない方が、お手伝い感覚で家事を行い、
このくらいで良いかな…。
という感じで家事を終わらせてしまうと、相手の求める基準に達しない可能性が出てきてしまいます。
原因②頼まれた事「だけ」しかやっていない
原因2つ目は、「頼まれた事だけしかやっていない」という事が考えられます。
例えば、
食後の「食器洗い」お願いね。
と頼まれた場合、あなたはどうするでしょうか?
この頼まれ事に対して、本当に「食器洗いだけ」行った場合、相手が不満に感じる可能性があります。
食器洗いをお願いされて、食器を洗ったのに不満を感じるなんて…。どうすりゃいいのさ。
と思われるかもしれませんが、「食後の食器洗い」という家事には、「食器を洗うという事」以外にもやらなければならない事が付帯しています。具体的には、このような感じです。
【食後の食器洗いに付帯している家事】
- シンク周りの掃除
- 生ごみの処理
- 排水溝付近の掃除
- 台所に飛び散った水滴の拭き取り
以下、場合によっては必要な家事
- ガス、IHコンロの掃除
- 壁や床の油飛びの掃除
- まな板、布巾等の除菌や漂白
- 食器用洗剤の補充
- 洗った食器の拭き上げ
- 食器洗いカゴに残った、食器の片付け
このように、一つの家事に合わせて、やるべき家事が沢山あります。一つの例としてご紹介しましたが、家庭によっては、ここに書かれている事以外にも付帯する家事が存在すると思います。
如何でしょうか?「頼まれた事だけしかやっていない」という事に対して、相手が不満になる気持ちもわかるのではないでしょうか?
ひとつひとつ見れば小さな事かもしれませんが、家事を残された側からすれば、
あれも、これもやってないじゃん!
といった気持ちになる事を理解しなければなりません。
原因③家事を後回しにしている
原因3つ目は、「家事を後回しにしている」という事が考えられます。
あなたが、パートナーから家事をお願いされた際、こんなやり取りをしたことは無いでしょうか?
分かった!やっておくよ!(後でやろう…)
ちょっと…お願いしたことやってないじゃん!
後でやろうと思ってたのに!
如何でしょうか?思い当たる方が少し居るのではないでしょうか?
基本的に、パートナーが家事をお願いする時は、
- 直ぐにやって欲しい
- 手が回らないから助けて欲しい
といった事が多いと思われます。
そんな状況にも拘わらず、家事を後回しにされると、
言われないとやらないのか!お前は子供か!
といった不満に繋がる可能性があります。
お願いされた側も、催促されてから家事をすると、【やらされている感】が出てしまい、反抗心から適当に終わらせてしまうなんてことも。そうなってしまうと、さらに不満を感じるといった悪循環になる可能性もあります…。
イライラさせない対策
ここまで、相手をイライラさせてしまう原因について見てきましたが如何でしょうか?
もし、少しでも思い当たる原因がある方は、今後の夫婦関係の為に対策を取る事をオススメします。
その対策は以下の3つです。
- 相手の求める基準を把握する
- 頼まれた事に関係する家事も行う
- 家事を先に終わらせる
それでは、順番に解説していきます。
対策①相手の求める基準を把握する
対策1つ目は、「相手の求める基準を把握する」という事です。
原因①で説明した通り、
- 家事のやり方
- 家事に求めるレベル
などは、普段メインで家事をしている相手の基準に設定されます。
その為、
- 自分は家事をしっかりしていると思っている
- 相手の言い分に納得出来ない所がある
といった思いがあったとしても、普段家事を多く負担している相手の基準に合わせる必要が有ります。
普段から家事を任せる事が多いのであれば、当然ですよね。
1番良い方法は、相手に聞いてみる事です。家事を頼まれた際に、
- これでいいかな?
- どこか直した方が良いところある?
といった一言を、勇気を出して聞いてみる事が大切です。
相手に「改善しようとしている」という気持ちが伝われば、既にこじれている場合は別として、教えてくれることが多い筈です。
相手の拘りが強すぎる場合や、理不尽な要求が見受けられる場合は、話し合いが必要になります。ハラスメントの可能性もある為、その場合は客観的な意見を周囲に求めるのもありかもしれません。
対策②頼まれた事に関係する家事も行う
対策2つ目は、「頼まれた事に関係する家事も行う」という事です。
そんな事を言われても、具体的に何をすれば良いか分からないよ…。
普段、お願いされた家事をする立場の方には、こんな事を考える方も居るかと思います。
1番良い方法は、相手が家事をしている所に行き、一連の流れを教えて貰う事です。そうすれば、
- 関係する家事
- 相手の求める基準
を知ることが出来ます。
- 「やる事が増える」
- 「面倒くさい」
といった気持ちになってしまいがちですが、慣れてしまえば時間が掛からない事の方が多いです。
不満を溜めた方が、後でよっぽど面倒くさい事になりますので、早めに改善する事をお勧めします。
対策③家事を先に終わらせる
対策3つ目は、「家事を先に終わらせる」という事です。
理想であれば、
- 相手からお願いされる前に自主的に家事をする
- 自分から必要な家事が無いか聞く
といった行動を取る事が望ましいです。
しかし、そのような行動を取る事が難しいという事であれば、あなたが相手から「家事をして欲しい」とお願いされた際、最優先で行動して家事を先に終わらせるようにしましょう。
場合によっては、
疲れていて休みたいし、自分の時間を過ごしたい…。
といった思いもあるかもしれませんが、先に家事を終わらせ、相手が不満を溜めない状況を作ってから、自分の時間を過ごすようにしましょう。
先に家事を終わらせた方が、心置き無く自分の時間を過ごすことが出来ますからね!
まとめ:不満の解消はお早めに!
ここまで、
- あなたの家事が相手をイライラさせてしまう原因
- 相手をイライラさせない対策
それぞれ見ていただきましたが、如何でしょうか?
もし、ここまで見ていただき、
少し、思い当たる節があるな…。
と感じた方は、少しでも早く対策を取る事をオススメします。
長い夫婦生活、
- 相手の不満を溜めない事
- 自分の行動、考えを変える事
は、早ければ早いほど良いです。
一度感じた不満は募り続けてしまう為、手遅れになる前に早めに対策を取る事が大切ですよ!