こんにちは!わんこ蜜柑です!
『父親の出番は3歳から』

そんな言葉を聞いた事は無いでしょうか?
この言葉、決して間違っている訳では無いのですが…。
それを鵜呑みにして「それまでは母親に任せておけばいい」と思っていると、夫婦関係に大きな亀裂が生まれてしまうかもしれません。
今回はそんなお話です。

現在、生後8か月の子育て中である私の経験からお話させていただきます。
「父親の出番は3歳から」は本当?

子供が3歳位になると、
- より活動的になる
- 遊びが激しくなってくる
- 体重が重くなる
そのような理由から、父親にしか出来ない事が増えてくるようです。
そんな状況の変化から使われている言葉のようですが…。

何となく“言葉足らずなのでは?”と感じてしまいます。
言葉自体は決して間違っている訳では無いのですが…。
それを鵜呑みにして、

父親の出番は子供が3歳になってからなんでしょ?
育児休暇は取らなくても良いよね?
なんてことを言ってしまった日には、夫婦関係に大きな亀裂が生まれてしまうかもしれません。
育児のスタート時点から差がつく『夫婦の温度差』

出産直後から、母親の育児は“強制スタート”です。
出産直後ボロボロの体で、
- 昼夜問わずの授乳
- 寝不足
- ホルモンの変化による心身の不調
そんな状態で入院中から育児が始まります。

妻曰く“入院中は地獄”だったそうです。
母親がそんな状態にある中で父親が、

俺の出番はもう少し先だから…。
と他人事でいると、夫婦の間に“温度差”が生まれます。
この差が埋まらないまま時間が経つと、一緒に子育てしている感覚が持てなくなり、心の距離がどんどん開いていきます。
「理解してくれない」が積もると、いつか爆発する

初めは我慢出来ていた母親の不満も、
- 「なんで自分だけこんなに大変なの?」
- 「この人に何を言っても無駄だ」
と、感情が積み重なっていきます。
それはある日突然、涙や怒りになって表に出てきます。

でも、実はそれ”突然”じゃなくて“積もりに積もった結果”なんですよね…。
しかし、日々の育児に無関心な父親ほど、この爆発を「理不尽」と感じてしまうかもしれません。
「3歳からでいい」では遅い。父親の役割は0歳から。

確かに、子供が3歳位から『父親にしか出来ない事』が増えてくるのだと思います。

その時が来たら、『父親にしか出来ない事』を一生懸命する事が大切なのだと思いますが…。
子供が0歳から『父親でも出来る事』は沢山あります。
例えば、
- おむつ替え
- ミルク
- 沐浴
- 寝かしつけ
等々、子供が拒否さえしなければ『母親にしか出来ない事の方が少ない』です。
不器用でも一緒にやる姿勢を見せることが、母親に「この人は信頼できる」と思わせる事に繋がります。
育児に関わる意識が大切

育児に関しての熱量は、

母親の方が強い!
なんだかんだ言ってもそれは仕方のない事だと思います。
だからこそ“父親の育児に関わる意識が大切”なのだと思います。

”育児に関わる意識”だけは、常に母親よりも強く持っておく位が丁度良いのだと思います。
夫婦は”チーム”です。
母親から戦力外通告を受けてからでは遅いのです。
今すぐ始めよう。3歳からでは遅い父親の育児


3歳までは母親が中心だから…。
その思い込みが、家庭のバランスを崩してしまいます。
0歳から父親が育児に関わることは、
- 子供と父親の愛着形成
- 母親のメンタルと身体の安定
- 夫婦の信頼関係を守ること
に直結します。
子供はいつか親元を離れますが、夫婦は基本死ぬまで一緒です。

育児も”夫婦の関係を強くする1つのライフイベント”だと理解して臨む事が大切なのかもしれません。
以上、ご覧いただきありがとうございました。