こんな事を考えたりしませんか?
今の職場に不満を感じる…。今すぐ辞めたい訳じゃないけど、ずっとこの職場にいるのも嫌だな…。
そんな方に向けた記事になります。
多くのサラリーマンが抱えている悩み。それが【職場への不満】です。
- 人間関係の不満
- 収入面の不満
- 仕事内容の不満
人によって内容は異なりますが、多かれ少なかれ職場への不満を抱えている方は多いのではないでしょうか?
今のところ、「職場に全く不満はありません!」という人には会った事が無いので、不満を感じている人の方が多いのではないでしょうか?
さて、それではその不満に対して、何か対策をしているでしょうか?
もし、今あなたが、
今の職場に不満を感じているけど、何もしていないよ…。
といった状態であれば、不満を感じている今直ぐに、
- 考えて欲しい事 1つ
- 取って欲しい行動 2つ
がそれぞれあります。
自身にとってマイナスになる事は無いと思いますので、ぜひ軽い気持ちで行動に移してみてください!
不満を感じたら考えて欲しい事1つ
職場への不満を感じたら、考えて欲しい事が1つ。
それは、「改善が出来る不満なのか、改善が出来ない不満なのか」ということです。
正直な話、改善の見込みがないから不満に感じている訳ですけども…。
一応、考えるだけ考えてみましょう…。
因みに、【職場への不満あるある】は以下の通りです。
【職場への不満あるある】
- 人間関係が悪い
- 職場の雰囲気が悪い
- 上司と合わない
- 仕事量が多すぎる
- 仕事内容が合わない
- 収入、昇給額が少ない
- 評価制度が適正ではない
- 休みが取れない
- 残業が多い
如何ですか?自身に当てはまる不満があるでしょうか?
また、他の不満を抱えている方も居るかと思いますが、これらの不満を見て改善が可能と見えたでしょうか?
職場環境にもよりますが、個人の努力で改善出来る不満は無さそうですよね。
では、感じている不満を改善する為にはどうすれば良いでしょう?恐らくほとんどの方が、
- 上司に相談する
- 労働組合に相談する
このどちらかの対応を思いつくのではないでしょうか?
つまり、あなたの不満が改善するかどうかは【上司・労働組合の人達があなたの不満に対して、どれだけ親身になって動いてくれるか】という事に委ねられています。
もし、あなたが今抱えている不満を相談したとして、
不満を教えてくれてありがとう。改善できるように動いてみるよ!
その1
要望として会社にぶつけてみますね!ご意見ありがとうございます!
といった対応をしてくれる方達が近くにいるのであれば、時間は掛かっても改善される可能性はあるかもしれません。
しかし一方で、
そんな事を会社に言える訳がないだろう…。私の評価が下がったらどうするんだ…。
不満はわかったよ!でも、もう少し我慢して頑張ってみたら良いんじゃないかな…。
その2
とりあえず会社には伝えてみるけど、あまり期待しないでね…。
といった後ろ向きな対応の場合、感じている不満が改善される可能性は当然低くなります。
そして、改善される可能性が低いという事が分かった時は、その職場で働き続ける限り、「暫く不満と付き合い続けなければならない」という事を理解しなければなりません。
不満を感じたら取って欲しい行動2つ
1.お金を貯めておく
取って欲しい行動1つ目は「お金を貯めておく事」です。
不満の改善には関係ないと思うけど…。なぜお金を貯めておく事が重要なの?
と思われるかもしれません。
確かに直接的な関係はありませんが、「お金を貯めておく事」はとても重要な事です。
なぜなら、【お金に余裕が有る状態】と【お金に余裕が無い状態】では、その後の行動や精神的な面で大きな違いがあるからです。
【お金に余裕が有る状態】
- 会社を辞めても生活出来る為、いざとなったら辞められる
- 転職等で収入が下がることを許容出来る
- 余裕のある状態で職場比較が出来る為、失敗しにくい
【お金に余裕が無い状態】
- 会社を辞めると生活出来ない為、不満のある状態で働き続ける必要が有る
- 転職等で収入が下がることを許容出来ない
- 余裕が無い為、職場比較を急いでしまい、失敗しやすい
つまり、お金に余裕が有れば、もしもの時に
- 時間的余裕
- 精神的余裕
それぞれが生まれます。
また、そのような余裕が有れば、
- お金に余裕が無いから今の会社を辞められない
- 転職を急いでしまい失敗する
- 精神的な負荷が掛かりメンタルを病んでしまう
といった、リスクを回避することが出来ます。
今は大丈夫でも、小さな不満が積もり積もって大きな不満になり爆発してしまうなんてことも…。
自分自身の身を守る為にも、不満を感じたら直ぐに備えることが大切です。
2.転職を視野に入れ準備を始める
取って欲しい行動2つ目は「転職を視野に入れ準備を始める事」です。
将来的に転職も考えているけど、まだ辞めるか分からないし、準備をするには早い気がするな…。
と思われる方も多いかもしれません。
たしかに、株式会社ビズリーチが発表している「Q:転職を考えてから、実際に他の企業に入社するまでにどのくらいの期間がかかりましたか。※」というアンケート調査結果では、
- 3か月未満 40.3%
- 3か月~半年未満 32.9%
- 半年以上 26.8%
という結果で、3か月未満が1番多くなっています。そう考えると、転職活動に要する時間は意外と短く、早くに始める必要は無いと思うかもしれません。
しかし、是非ここで私から伝えたいのは、
会社を辞める辞めないに関わらず、転職活動を早く始めると、メリットがある!
という事です。
得られるメリットはこの2点です。
- 多くの求人情報を確認することが出来る
- 自身の市場価値を確認することが出来る
順番に解説していきます。
①多くの求人情報を確認することが出来る
転職市場は、日々動いています。
そして日々動いている市場情報は、自身が転職市場に身を置かなければ入ってきません。
また、その情報の中には
- エージェントの個別求人案件
- 非公開の求人情報
といった、一般のサイトには公開されていないような情報もあるでしょう。
そのような情報の中で、さらに自分にとって有益な情報が、転職活動をしている期間に出てくる保証はどこにもありません。
その為、転職を意識した時に準備をするのが、一番情報を確認出来るコツになります!
②自身の市場価値を確認することが出来る
転職に踏み切る前に、自身の市場価値を確認する事はとても大切な事です。
もし、不満が爆発してから転職活動を始めた際に、
- 自分が思うほど良い条件では無かった
- 現職の待遇の方が不満を考えたとしても良かった
といった状況でも、冷静な判断が出来ずに転職してしまうといった事になりかねません。
折角苦労して転職活動をしたのに、後々冷静になって考えると、「前の会社の方が良かった…。」なんてことなってしまったら悲しいですよね。
その為、まだ少し不満に思っている内に、
- 自身の市場価値と、今の会社の待遇を比較する
- 納得いかなければ、今の会社で働き続ける
- 良い会社があれば、転職活動を進める
という行動を取ることで、冷静な判断が出来ずに失敗してしまう事を避けることが出来ます。
早めに転職エージェントと面談をしておくことをオススメします。今の自分のスキルや収入レベルから、紹介出来る求人をピックアップしてもらい、確認が出来るので、イメージもしやすくなりますよ!
活動を始めるのに早すぎるという事は決してありません。まずはエージェント登録をしてみるのがオススメです。
【ちょっとした注意点】
転職エージェントも、自身の目標数字を持ち仕事をしています。その為、冷やかしだと思われない為に、今の自分の転職活動に関する温度感をしっかり伝えておきましょう。
- 直ぐに転職したい
- 良い求人があれば転職したい
- 今の会社との待遇を比較したい
等々…。「直ぐに転職したいと言っているのに全然決めてくれない…。」等の不信感を持たれてしまうと、関係性の悪化にも繋がりかねません。
担当者によっては相当グイグイ来るので、強い気持ちを持って意思を伝えるのも大切ですよ!
参考:株式会社ビズリーチ 転職活動にかかる期間はどれくらい? 約3カ月というのは本当か。「Q:転職を考えてから、実際に他の企業に入社するまでにどのくらいの期間がかかりましたか。
まとめ:不満が爆発する前に備える
職場への不満は、一度気になってしまうとその後も不満が積もり続けてしまいます。
さらに周りの環境次第では、簡単に改善されない事もわかったと思います。
私の経験上、職場環境が大きく変わるのは、辞める人間が爆発的に増えて、企業側が「これはやばい!」となった時くらいですかね!(笑)
そして積もり続けた不満はいずれ、
- 身体的な不調
- 精神的な不調
となって、爆発してしまいます。
そうなってしまうと、折角の人生が台無しになってしまいます。豊かな生活をするために働いているのに、仕事に人生を狂わされる事は避けて欲しいと強く思っています。
そうならない為に、不満を少しでも感じたら、備える行動を取り自分を守って欲しいと思います。
周りの環境を変えるなら、自分自身が動いた方が圧倒的に早いですからね!