「妻の妊娠が分かったらどうすれば良いの?」そんな悩みを持つ男性は多いのではないでしょうか。
私(わんこ蜜柑)もそんな悩みを持った男性の一人でした…。非常にうれしい反面、「これから自分は何をすれば良いのだろう」と考えました。
そんな考えを持つ男性にオススメしたいのが、【妊娠・出産・育児に関する情報収集】です。
妻が妊娠したと分かっても、「なんとなく実感が湧かない」という男性も多いのではないでしょうか。その際に、妊娠・出産・育児に関する情報に触れることで徐々にパパになる実感が湧いてくるものです。
そこでこの記事では、私(わんこ蜜柑)が実際に使用して厳選した、男性でも分かりやすい【妊娠・出産・育児に関する情報収集】が出来るツールをご紹介します。
妻からの情報を待つだけの夫にならない事が大事!
女性はお腹の中で赤ちゃんが育っていく実感がある為、妊娠中から徐々に母性が身に付いていくものです。一方で男性は、女性の変化を身近で確認しつつも、実際に子供が生まれて触れ合わないと父性が身に付かないものです。
その為、女性と男性の妊娠・出産・育児に対する情報収集の熱量の差は、男性側が意識しなければ大きな差が生まれてしまう状況になります。
そのような状況が続くと、女性側から男性側への情報提供が多くなり、
うちの夫は妊娠・出産・育児の事を全然わかっていない…。
子供が生まれてからが不安…。
といった、不満が募ってしまうようになります。
このような状況になってしまうのは、
- 女性は、妊娠・出産を通してオキシトシンが分泌され母性が育つ
- 男性は、育児を通してオキシトシンが分泌され父性が育つ
といった違いがある為、自然な事とも言えます。
しかし、だからこそ男性は意識して、自ら【妊娠・出産・育児に関する情報収集】をしなければならない訳です。
このタイミングでは、生まれてくる子供に対してではなく、「大変な思いをしている妻に対する理解を深める」といった考えで情報収集に臨みましょう。そうすれば、自ずと自分に出来る事が分かってくる筈です。
読んで欲しい本 2選
私が読んでみた妊娠出産育児に関する本の中で、特に読みやすくオススメの2冊をピックアップしてみました。
本を読むと頭にも入ってきやすいのでオススメですよ!
1冊目:あんしん、やさしい妊娠・出産オールガイド 著:株式会社ベビーカレンダー
読んで欲しい本1冊目は、新星出版社から出ている【あんしん、やさしい妊娠・出産オールガイド】です。
この本は、【株式会社ベビーカレンダー】が現役専門家30名の監修の元、妊娠・出産に関する情報をまとめたものです。
妊娠週数ごとの解説を載せていない本が意外と多いので、そういった点でも高評価でした。
妊娠初期~出産まで、この一冊があれば知識を付けたり、調べたりするのに苦労しないと思います!
本の始めに、赤ちゃんの実物大シートも付いていて、成長を実感できるのも良い点だと思いました!
2冊目:世界一受けたい出産準備の講義 著:佐藤 彩那
読んで欲しい本2冊目は、クロスメディア・パブリッシングから出ている【世界一受けたい出産準備の講義】です。
この本は3児の母である、【佐藤 彩那さん】がご自身の妊娠中の経験・思いを書いたエッセイのような内容になります。
【オススメポイント】
- 妊娠、出産、育児に対するリアルな状況を知ることが出来る
- ホルモンバランスの影響等によって、妻にこれから起こり得る変化を事前に知ることが出来る
- 周囲に助けてもらう環境を整えることが重要だと知ることが出来る
- 事前準備の大切さを知ることが出来る
妊娠出産を経て、「妻が身体的・精神的にどんな状態にあるのか」という事を、著者の佐藤さんの当時の経験を元に細かく記している点が高評価でした。
「赤ちゃんを迎え入れたら、なにもかもがこれまで以上にハッピー」なんて綺麗ではなく、「ガルガル期、産後うつ」といった、男性から理解を得られにくい事に対してのリアルな思いを知ることが出来て、とても勉強になりました。
事前に知っているのと知らないのでは、受け取り方が全く異なります。
スマホに入れて欲しいアプリ
私が使用しているアプリで特に便利だったものをご紹介します。隙間時間にスマホを見るだけで妊娠・出産に対する理解を深めることが出来る為、おススメですよ!
トツキトオカ
出典:Google Play
妊娠が判明したらスマホに入れて欲しいアプリは【トツキトオカ】です。
このアプリは【アマネファクトリー株式会社】がリリースしている、妊娠期間に必要な情報・記録機能がまとまっている便利なツールです。
トツキトオカ:夫婦で共有できる『妊娠記録・日記』アプリ
amane factory inc.無料posted withアプリーチ
【オススメポイント】
- 赤ちゃんとママの体に起こる変化を、毎日読み物(今日のお手紙)として見る事が出来る
- カレンダーに健診予定日や出産予定日が登録出来る為、とてもわかりやすい
- エコー写真の記録やママの体調、日記を登録できるため、情報共有しやすい
- アプリを開くと2Dの赤ちゃんが話掛けてくれるので、出産が本当に待ち遠しくなる
毎日ちょっとした時間にスマホを確認して情報を得ることが出来ます。また、情報を毎日のお手紙という形で出してくれるので、アプリをチェックする習慣も出来るのが高評価です。
「今日のお手紙見た?」なんて会話から夫婦でお話する機会も沢山ありました。
パパも勉強していると分かるとママもきっと安心しますよね。
まとめ:夫が一番の相談相手
ここまで読んで欲しい本2冊とスマホに入れて欲しいアプリを紹介しましたが、如何だったでしょうか?
今回は本とアプリを紹介しましたが、他にも情報ツールが沢山あります。
- 本
- アプリ
- SNS
- 親、知人からの情報
沢山の情報に触れてみた上で、自身が理解しやすいツールを選んでいただけると良いと思います。
最後にこんなデータがありますので、参考にご覧ください。
鳥取県福祉保健部子育て王国推進局子育て応援課が発表した「産前・産後ケアに関するアンケート調査報告書平成26年12月※」では、こんな調査結果が出ています。
「産前・産後ケアに関するアンケート調査報告書平成26年12月 P12(2)妊娠中の困りごとの相談相手(複数回答)P22(2)産後の困りごとの相談相手(複数回答)※」
妊娠中の困りごとの相談相手
- 夫 83.2%
- 自分の親 81.8%
産後の困りごとの相談相手
- 自分の親 82.3%
- 夫 78%
「産前・産後ケアに関するアンケート調査報告書平成26年12月 P36(3)産後や今後充実を希望する支援策の具体的内容③ 具体的な支援に対する意見(自由意見の抜粋)○家族の協力に対する意見※」
- 夫が育児を教わる場(抱き方、あやし方、おむつ替えやミルクの作り方)
- 産後の女性の体調、精神面について、夫が分かっていない、学ぼうとしないので、そういう面を支援して欲しい。
- 夫が産後の体に関してもっと知識を持って欲しい。
※参考:産前・産後ケアに関するアンケート調査報告書平成26年12月(鳥取県福祉保健部子育て王国推進局子育て応援課)
調査内容からもわかるように基本的な相談相手は【夫】もしくは【自分の親】になります。そして、一番身近な相談相手となると、【夫】であることに間違いはありません。
一方で、夫に対する不満も一定数出ているみたいなので、夫の協力体制が妻の求める基準に達していない事があるようですね。
妊娠・出産・育児に対しての情報収集を怠らずに、お互いに良き相談相手になる事が出来るように頑張りたいですね。
妊娠・出産・育児が良い思い出になるように、今回紹介させていただいた本やアプリを使ってみてもらえたら幸いです。
【オススメポイント】
縦24cm×横18cmの見開き1ページを使って1週分を解説しているので、凄く見やすいです。