節約で自炊を始めたけど、献立を考えるのが面倒くさくて挫折しそう。毎回同じ料理食べるのも嫌だし、自炊辞めようかな…。
そんな悩みを持つ方へ向けた記事になります。
節約で自炊を始めた人にとっての大きなハードル、それは「献立を考える事」です。
基本的には、
- 安い食材を購入して自炊をする
- 食材をしっかり使い切る
という事が、節約を成功させる為に必要な事になります。
しかし、自炊を始めたての作れる料理が少ない人にとっては、
安い食材を買ってきて、いざ作ろうと思っても、何を作ったら良いか分からない…。
献立を決めてから食材を買いに行ったんだけど、食材が高い時があって節約になっていない気がする…。
余った食材を使いきれなくて駄目にしたことがある。何を組み合わせたら良いのか困る…。
といった悩みを持ちやすいです。さらに、そこから生まれる「何を作るか考えるのが面倒くさい」といった気持ちが、自炊を続けられなくする一つの原因になってしまいます。
そこでこの記事では、『自炊を始めたての作れる料理が少ない人』の悩みを解決し、「何を作るか考えるのが面倒くさい」という気持ちにならない為の方法を説明します。
慣れるまでは大変かもしれませんが、慣れてさえしまえば、節約関係無しに自炊が楽しくなるので、是非一緒に頑張りましょう!
「献立考えるのが面倒くさい」=「レシピを調べるのが面倒くさい」
まず初めに、「献立を考えるのが面倒くさい」と感じてしまう状況について見ていきましょう。
恐らく悩みを持つ方の多くが、このような経験をした事があるのではないでしょうか?
【献立を考えるのが面倒くさい人の思考】
今日は何を作ろうかな。食材は〇〇と〇〇が有るけど何が作れるかな…。調べてみよう。
~~~~レシピを調べる~~~~
沢山出てきたけど、どれにしよう…。これが良いけど、調味料が足りない。こっちは時間が掛かって面倒くさそう…。手頃なのが無いな…。
~~~~レシピが決まった後~~~~
やっと作る料理決まった。頑張って作ろう…。明日は考えるの大変だから、外食にしようかな…。
料理が得意な方のように、
- レシピを調べなくても
- 家にある食材を組み合わせて
料理を作る事が出来れば、このように悩まされる事はありません。しかし、経験の少ない人には難しいのが現実です。
料理を始めたての人にとっては、
- 何を作ったら良いか分からない
- 毎回レシピを調べる手間が掛かる
等の理由が原因になり、最終的に「献立を考えるのが面倒くさい」という思いになってしまいます。
反対に考えると、このような『調べる手間を無くす事』が悩みを解決する重要な点になるのです。
「献立を考えるのが面倒くさい」を無くす方法
それでは、「献立を考えるのが面倒くさい(調べる手間)」を無くす為に必要な事を説明します。
必要な事は以下の3つです。
- 安定して安い食材を把握する
- 把握した食材で作れる料理を調べる
- レシピを直ぐ目につく場所に書いておく(付箋が良いよ!)
順番に説明していきます。
1.安定して安い食材を把握する
必要な事1つ目は、「安定して安い食材を把握する事」です。
節約の為に、安い食材を使用して料理する事は必須事項です。
しかし、
- 季節で収穫量が増減する
- 天候の影響を受ける
といった食材は、安定的に安く購入する事は難しいです。
その為、後ほど説明に出てきますが、【調べずに作れるレシピリスト】を作成する為に、安定して安く購入できる食材を予め把握しておきましょう。
住んでいる地域や販売店の特徴によって異なりますが、安定して手に入りやすい食材は以下の通りです。
【安定して安く手に入りやすい食材】
- 主食(米、パン、麺類、粉類)
- 乾物全般
- 精肉(鶏、豚)
- 豆腐
- 練り物系
- 海産物(冷凍鮭、鯖、海藻類)
- 卵
- 保存期間の長い野菜(いも系、冷凍野菜)
- 豆類(水煮缶等)
- 缶詰(トマト、コーン、ツナ等)
等々、これでも一部になります。地域性や店舗の特徴によって異なりますので、近隣の店舗を探してみる必要が有ります!
2.把握した食材で作れる料理を調べる
必要な事2つ目は、「把握した食材で作れる料理を調べる事」です。
安定して安い食材を把握する事が出来たら、その食材で作れる料理を調べましょう。
調べた方が良い数は、
- メイン料理 5品
- 副菜、常備菜 5品
位を目安にすると良いと思います。ここで大切なのは、「連日同じ料理を食べて飽きてきた」とならないようにする事なので、初めの品数は最低限で構いません。自炊を続けていけば、品数は自然と増えていくと思います。
参考に、私(わんこ蜜柑)が作っている料理を紹介します。
【メイン料理】
- チキン南蛮
- 鶏もも肉の煮込み(中華、トマト、和風)
- 鳥と卵の手羽煮
- 麻婆豆腐
- 魚塩焼き(鮭・鯖・ホッケなど)
- サラダチキン
- 砂肝の中華炒め
- 肉豆腐
- 豚バラ野菜巻(安い野菜を使って)
- 肉野菜炒め
- カレー
【副菜・常備菜】
- ひじき煮
- 切干大根の煮物
- マカロニサラダ
- ポテトサラダ
- お浸し(安い野菜を使って)
- ごちゃ混ぜサラダ(安い野菜・豆・ツナ・ちくわ・卵などなんでも入れて)
- きのこ炒め
同じ食材を使っている料理が多いですが、味付けを変えることで、食材を余す事無く使い切る事が出来ます。
初めにまとめて調べるのは大変ですが、各サイトやyoutubeで食材の名前を入れると、レシピが沢山出てくるので「これ美味しそう」と思う料理を探してみて下さいね。
3.レシピを直ぐ目につく場所に書いておく(付箋が良いよ!)
必要な事3つ目は、「レシピを直ぐ目につく場所に書いておく事」です。
作れる料理を調べたら、そのレシピを直ぐ目につく場所に書いておきましょう。
個人的には、大きめの付箋に調味料と簡単なつくり方を書いて、冷蔵庫に貼っておくのがオススメですよ!
料理を作る際に、その都度調べても良いですが、
- 動画の場合は流れるのが早い
- レシピサイトの場合はスクロールする必要が有る
- 本の場合は場所をとる
といった欠点があります。
また料理中の汚れた手で、スマホや本を触る必要が有る為、おススメはしません。
初めは冷蔵庫が付箋でいっぱいになるかもしれませんが、慣れてくれば手順は覚えます。そうすれば、調味料の付箋だけ残し、後は捨てて大丈夫になるので、徐々にすっきりしてきますよ!
ここまで実践していただければ、「レシピを調べるのが面倒くさい」が無くなり、自ずと「献立を考えるのが面倒くさい」が無くなると思います。
まとめ:やる気がある時は新しいレシピにチャレンジ!
ここまで、「献立を考えるのが面倒くさい」を無くす方法を説明してきましたが、如何だったでしょうか?
実践する為に、
- 近隣スーパーで安い食材の調査
- レシピの検索
- レシピの記録
といった手間が少し発生しますが、その手間さえ惜しまなければ、長く続けられる方法になります。
また基本的には、
- 連日同じ料理にならないように気を付ける
- 時には外食の日も設ける
といった事を気を付ければ、「飽きる」事は少ないと思いますが、時間のある休みの日などに新しいレシピを調べて記録しておけば、より充実した自炊生活が送る事が出来ると思います。
自炊スキルは一生ものなので、身に着けておいて損はしないと思いますよ!